新しい水が流れ込む川のように。コミュニティにも社内にも、自然な流れをつくるエバンジェリスト

喜田 晃大さん

かつてSNS上で、著名なゲームのファンが集まる数万人規模のコミュニティの管理人を務めていたという喜田さん。
「自分の経験を喋る、教える。それに見返りを求めるわけでもなく、ユーザーと交流する。kintoneオンラインユーザーコミュニティ『キンコミ』も同じといえば同じなので、すんなり入っていけました」
2020年、在宅勤務の準備をきっかけにkintoneと出会って以来、「きったんさん」としてkintone Café大阪の運営やkintone Cafe事務局を担ってきました。今回は、コミュニティとの向き合い方とkintoneへの想いを聞きました。
「面白い話じゃなくていい」大阪のCaféに新しい水を流し続ける
3年ほど開催が止まっていたkintone Café 大阪を、同じくサイボウズ公認 kintoneエバンジェリストとして活動する、山本さんや中尾さんとともに再始動させた喜田さん。初参加の人にも発信してもらうため、毎回欠かさず伝えている言葉があります。
「僕はいつも参加者の皆さんにLTなど、アウトプットをどんどんしてくださいと勧めます。でも『いい話ができない』、『勉強になる話ができない』と言われます。さらに大阪だと特に、『面白い話をしないといけないんですよね』って言われることが多いんですよ。だから僕はオープニングで必ず、『面白くなくていい』と言うんです。ちょっとこういうことに挑戦してみた、ここで悩んでこんな工夫をした、ということを、オチもまとまりもなくていいから自分の言葉でください、と伝えます」
今では運営メンバーも7人ほどに増えました。喜田さんはこの状態を「川の流れ」にたとえます。
「川がきれいに流れていくには、新しい水がどんどん流れてくることが必要です。ここ1〜2年は僕が何もしなくても参加者のみんながいろんなことを喋ってくれるので、今は場所を作ることに徹しています。大阪で初めてLTをした人が別の場所でうまくいっているのを見ると、また違う嬉しさを感じますね」
kintoneは手段。押しつけずに「選ばれる」仕組みをつくる
コミュニティに深く関わりながらも、喜田さんの軸は「会社が良くなること」にあります。ご所属会社では、有給休暇の申請をkintoneで始めた際も強制はせず、「今まで通り紙でもいいし、kintoneでもいいよ。でも紙の場合は自分で用紙をコピーしてください。その代わりkintoneだと家からでもできるし楽ちんやで」と伝えると全員が移行したそう。今では在宅勤務や子どもの急な発熱にも柔軟に対応できる会社になり、kintone事業を担う子会社の立ち上げにもつながりました。
「新しく入った後輩には、『喜田さんのやり方は古い、今はこれでこんなことができるんですよ』って言えるぐらいにはなってほしいと思ってます。だからkintone導入時の有給休暇と同じように、経理業務もkintoneを使った僕のやり方を強制しない。目的だけは伝えて、新しいやり方を探すことも含めて引継ぎをしています。それでもkintoneを使いたいと思ってもらえるようにするのが、たぶん僕らの仕事なのかなと思います」
喜田さん、自然体で場をつくり続ける想いを聞かせていただき、ありがとうございました!




